人間は生まれながら自然な動きができる能力が備わっています。でも、自分の習慣や環境によって知らず知らずのうちに、自分で自分のしていることを邪魔してしまっています。
このからだと心の「不必要で余分な緊張」に気づき、いままでできないと思っていたことができ、できることを増やしていくことを学ぶーこれがアレクサンダーテクニークです。
「私はどんなふうに立っているの?」
「ほかの人と違う歩き方をしているのかしら?」
「わたしって、いつからこんな座り方をするようになったのかしら」
わたしたちは、こんなことなど日常では気にとめません。
でも、そんな日常の動きを見直してみましょう。
そうすれば、からだも気持ちも変わります。
アレクサンダーテクニークでは、「立つ」「座る」「歩く」「話す」「考える」「つかむ」など、私たちのごく日常の動作に向き合うことから始めます。教師のアドバイスから自分のからだや動きに向き合い、「不必要で余分な緊張」を解きほぐします。